最近よく聞く確定拠出年金、ideco(イデコ)とは一体何だろうと思った方も多いでしょう。
そこで、今回は確定拠出年金について簡単にわかりやすく説明します。
確定拠出年金とは?
確定拠出年金とは、詳しくはコトバンクに載っていますので正確に詳しいのはそちらを参照してください。
簡単に言いますと、加入者の給料の一部を掛け金とし、そのお金を運用してうまく行けば、将来受け取れる年金額が掛け金より多く受け取れます。
企業型と個人型
確定拠出年金には企業型と個人型があります。
今、有名なiDeCo(イデコ)は個人型の確定拠出年金であります。個人型は自分自身で掛け金を決めて運用します。
企業DCは企業型で企業が拠出する仕組みなので、掛け金を出すのは企業となっています。
なぜ今、iDeCo人気なのか
今、iDeCo(イデコ)が人気です。
では今、なぜ確定拠出年金が注目されているのでしょうか?
掛け金が全額控除
掛け金が全額控除対象なので、稼ぎや住んでいるところで様々ですが毎月1万円を掛け金にしていると年間数万円の節税になります。
掛けたお金は将来返ってくるわけですから単純におトクです!
出た利益は非課税で運用に回せる
FXや株などの投資は国内証券だと20%ほどの税金(源泉分離課税)がかかりますが、iDeCo(イデコ)の場合は掛からないのでお得運用できます!
受け取りも控除される
iDeCo(イデコ)では、年金として分割にする、一時金として一括で受け取る、分割と一括を併用して受けとるという3つの受け取り方の中から、好きな方法を選ぶことができます。
年金として受け取った場合には「公的年金等控除」の対象となり、一時金として受け取った場合には「退職所得控除」の対象になります。
受け取り時期
基本的には60歳以上になると受け取れます。ただし、加入期間が短いと60歳で受け取れない場合があります。
また、加入者が死亡した場合は「死亡一時金」として遺族が受け取れます。
また、基本的には60歳以上にならないと受け取れないですが、条件を満たせば脱退として途中でやめることもできますが、脱退のメリットはない上に、条件もかなり厳しいので脱退は考えない方が良いでしょう。
まとめ
昨今、様々な運用が進められています。今回紹介した確定拠出年金の他に、NISA(ニーサ)などもあります。
一見、運用をプロにお任せで一切知識なしでも大丈夫にも思えますが、思わぬ落とし穴があります。
そういったトラブルに巻き込まれないように自身で調べることが重要です。
金融商品など運用を考えている方は必ず自身で調べてから加入しましょう!
運用に回すお金は必要ないお金にしましょう!
以上となります。