ITエンジニアを目指す学生または、エンジニアとして働き始めた人がまず目指すのが基本情報技術者の資格取得です!
今回は、基本情報処理技術者試験に合格するために目安となる勉強時間や試験概要などについてご紹介します。
基本情報技術者試験とは
基本情報技術者試験はIPAが主催している国家資格の情報処理技術者試験の1つであり、IT関連の業界で1番初めに目指す資格と言っても過言でない資格試験です。
IPAとはInformation technology Promotion Agencyのことで、日本語で情報処理推進機構のことです。資格試験の他に、情報セキュリティ関連の刊行物などを発行しているところです。
対象者はITの基礎知識を有する人たちです。基本情報処理技術者試験の難易度はIPAが主催する情報技術者試験の中ではITパスポートの次に高いとされるスキルレベル2であり、テクノロジ系、ストラテジ系、マネジメント系から幅広く出題されています。
難易度としては程よい難易度と言えるでしょう。
合格点と合格率
基本情報技術者試験は午前、午後どちらも制限時間150分で、100点満点中午前、午後どちらも60点以上取れば合格です。
合格率は25%前後になることが多く、決して合格率が高くはありませんので、しっかり対策する必要があります。
学習期間
試験対策の勉強時間は個人によって変わります。実務経験がある方や大学などでしっかりと学んだ方は短くなる傾向にあります。逆に1度もIT技術について触れやことない方は長くなりますが、合格は不可能ではないです。勉強時間の目安としては100~200時間弱です。
学業やお仕事などを考えて、試験の3か月前から学習を始めるのがベストです!
基本情報技術者試験の日程
基本情報技術者試験の日程についてまとめて行きます。
申込日
約3ヵ月前ぐらいから約1ヵ月間申し込みが開始されます。ちょうど学習を始める目安の時期と同じぐらいです。
試験日
受験票は受験日の約2週間前に郵送され、試験日は毎年4月と10月の第3日曜日の年2回です。
合格発表日
試験の約1ヵ月後に合格発表があります。
勉強方法
勉強方法としては、まずは参考書を2~3回読みインプットします。複数本を用意する必要はありません。
インプットを終えたら過去問を解いてアウトプットします。午前の問題は過去問が再利用されていることが多く、過去問で十分な対策となります。
午後の問題は、選択式であり、プログラミング言語を選択できるので事前に選択して学習しましょう。午後も過去問でアウトプットを行ってください。
過去問は市販もされていますが、IPAのWebサイトに上がっていますのでどちらを利用しても大丈夫です。過去問の取得はこちらから
オススメ参考書
基本情報技術者試験の参考書は毎年多く出版されています!
選ぶのに迷う方のためにオススメ参考書をいくつか紹介します。
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和02年 [ きたみりゅうじ ] 価格:2,178円 |
基本情報技術者の参考書の中で一番人気の参考書です。イラストが豊富でとてもわかりやすい参考書です。迷ったらこれを買っておきましょう。
もう1冊は、情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者 テキスト&問題集 2020年版です。
情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者 テキスト&問題集 2020年版【電子書籍】[ 矢沢久雄 ] 価格:1,848円 |
よく出る問題などが特集されており、効率よく学習出来ます。また、2進数から丁寧に解説されているので文系の方でもこの参考書で大丈夫です!
また、過去問を本で欲しい方は、令和02年【春期】 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集をおすすめします。
令和02年【春期】 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 [ 山本三雄 ] 価格:1,628円 |
他にもたくさん参考書があるのでぜひ、調べてみてください!
まとめ
今回は基本情報技術者試験に関する情報をまとめました。
基本情報技術者試験は学生の内または、働き始めて3年以内で取ることをお勧めします。IT業界は実務経験の方が重視されることも多く、若いうちに取らないと資格の価値も低くなります。
基本情報技術者試験に興味を持った方は是非、受験してみましょう。
また、基本情報処理技術者を取り次のキャリアアップにつなげましょう!
基本情報技術者試験の申し込みはこちら